地球のはるか遠方にある小型の暗い恒星を公転している「怪物級」の巨大惑星を発見したとの研究結果が10月31日、発表された。
理論上存在するはずのない惑星の発見は、天文学者らに大きな驚きを与えた。
見つかった惑星は、半径と質量が太陽の半分ほどの恒星の周りを公転している。
これほど小型の恒星の周囲では、木星のような巨大惑星が形成されることはないというのが長年の定説だったが、
今回のガス状巨大惑星の存在はこの説を揺るがすものだ。
主星を「NGTS-1」、巨大惑星を「NGTS-1b」と命名した。
NGTS-1bは半径が主星の4分の1ほどあり、主星との比較で見ると非常に大きい。
それに比べて木星の半径は太陽の10分の1ほどしかない
軌道距離は地球と太陽の間の距離のわずか3%で、公転周期は2.6日。
これは「NGTS-1bの1年の長さが地球の2日半に相当する」とされた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171101-00000010-jij_afp-sctch