精密機器メーカーのニコンは、スマートフォンの普及に伴って世界的に市場が縮小しているデジタルカメラの生産体制を見直し、中国にある工場を閉鎖することを決めました。
発表によりますと、ニコンは中国の江蘇省にある、レンズ一体型のいわゆるコンパクトデジタルカメラの工場の操業を30日付けで停止し、今後、閉鎖の手続きを進めます。
これはスマートフォンの普及に伴ってデジタルカメラの市場が急速に縮小し、工場の稼働率が低下しているためです。
ニコンはデジタルカメラの販売不振などを受けて国内で希望退職を募り、1000人規模の従業員を削減するなど合理化を進めていて、ことし3月期の決算では7年ぶりの最終赤字となりました。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171030/k10011203831000.html