共産、社民両党は、11月1日に召集される特別国会での首相指名選挙で、野党第1党となった立憲民主党の枝野幸男代表に投票する方針を固めた。
立憲、共産、社民の3野党は衆院選で全289小選挙区のうち249選挙区で共闘。
首相指名でも足並みをそろえる形で、今後も安倍政権による憲法9条改正反対などでは連携を図るとみられる。
社民は26日の常任幹事会で枝野氏に投票する方針を確認。又市征治幹事長は「立憲は野党第1党で政策も我々に近い」と説明した。11月1日の両院議員総会で正式決定する。
共産党の志位和夫委員長も23日の記者会見で「選挙で3党が協力した意思を国民に示すためにも(首相指名)投票は1人に絞ったほうがいい」と枝野氏に投票する意向を示唆。
共産幹部によると、特別国会前に立憲側と今後の連携について確認し、正式に決定する。
https://mainichi.jp/articles/20171027/k00/00m/010/100000c
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