(CNN) 米空軍は25日、ツイッターの公式アカウントに「サンタクロースは実在しない」という見解を投稿した。この内容が騒ぎになったことを受けて、空軍は後に見解を撤回した。
発端は、ツイッター上で起きたホワイトマン空軍基地(ミズーリ州)とマイノット空軍基地(ノースダコタ州)の争いだった。両基地は互いの航空隊の評価をめぐって言葉の応酬を繰り広げていた。
空軍の公式アカウントが両基地の仲裁に入り、「こんなことはしたくなかったのだが、あなた方が仲良くできないなら仕方ない…サンタは今年は何も持ってきてくれない…なぜなら実在しないから!」と書き込んだ。
この話題がワシントン・エグザミナー紙に取り上げられると、空軍は追加のツイートを投稿。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が毎年クリスマスイブに、衛星とレーダーと戦闘機を使ってサンタの乗ったそりを追跡していると強調した。
エグザミナー紙の記者宛てのツイートでは、「サンタは実在する」と言い切り、先のツイートについては「ホワイトマン基地とマイノット基地に仲直りしてもらうための脅しだった。12月にはサンタを追跡する」としている。
米国では複数の政府機関がサンタの存在を確認している。運輸省はサンタの飛行計画を承認し、2013年には国務省報道官が、サンタはビザを免除されていて、毎年問題なく米国へ入国できると説明していた。
郵便公社もサンタの存在を認め、100年以上にわたってサンタへの手紙を配達し続けている。
ソース
https://www.cnn.co.jp/amp/article/35109414.html