中国が活動家に「休暇」強制、党大会中の言論統制で
北京を拠点とする中国の著名な人権活動家の胡佳氏は、中国政府が提供してくれる「休暇」の行先として
南部の都市厦門を希望したが、公安当局者は首を縦に振らなかった。
「今回はもっと人里離れたところに行けと言われた」。
滞在先である南西部の雲南省から、胡氏はロイターの電話取材にそう語った。
人権団体によると、胡氏は、北京で18日から1週間の日程で開催されている第19回中国共産党大会の期間中に、
当局によって拘束、監視強化、もしくは「休暇」に出された数十人の活動家の1人だという。