「終身制はいらない」習氏の長期政権、ネットに批判相次ぐ 当局が規制か、削除の動き
今回の憲法改正案によると、国家副主席も国家主席と同様に、連続3選禁止の規定が削除される。
仮に王氏が副主席に就任すれば規定上は習、王両氏による長期支配が可能となる。
習氏が長く最高権力者であり続けることは、現在の集団指導体制を有名無実化しかねず、市民からは懸念の声が上がる。
26日、中国の交流サイトでは「世界に個人崇拝はいらない。終身制はいらない」
「(北朝鮮の)平壌みたいだ」といった批判的な意見が相次いだ。
中には「習大帝万歳、万歳」という皮肉めいた書き込みもあった。
ただ、こうした書き込みはすぐに削除され、一部のサイトではコメント欄を閲覧できなくなった。
党批判の拡大を懸念した当局による規制とみられ、異論を許さない「1強体制」の息苦しさを浮き彫りにした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180227-00010004-nishinpc-int