こうした状況を踏まえ、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会は4日、
香港の憲法に当たる基本法の付属文書に国歌法を盛り込むことを決定。
香港では「一国二制度」の下、中国の法律は原則として施行されないが、付属文書に明記された法律は例外的に適用される。
今回の決定で国歌法がすぐに香港で実施されるわけではなく、香港立法会(議会)が今後、関連条例を制定する。
政府は「大多数の住民は国歌を敬っている。
尊重しないのは一部だ」(政治制度・内地事務局の聶徳権局長)として、住民の理解は得られると強調。
香港に適用済みの国旗法などに合わせ、条例案には最長3年の禁錮刑などの罰則が入る見込みだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171105-00000034-jij-cn