天安門事件を象徴するシーンとして、戦車の前に民主活動家が立ちふさがるシーンが“中国以外”でたびたび登場するが、
この人物を示す「タンクマン」という言葉も敏感詞だ。
そんな中、世界中で愛される「クマのプーさん」が、敏感詞入りした。
肥満型の体形が習氏と似ているとネット上で評判となり、習氏とプーさんをなぞらえる画像が続々とアップされたためだ。
http://prt.iza.ne.jp/kiji/world/images/170727/wor17072716010018-p1.jpg
これらは直接的に習氏を批判するというよりは、ネット上でのユーモアに近い扱いだったが、それすら当局は許容できなかったようだ。
党の「核心」と位置づける習氏のイメージを守ろうと躍起になっている様子がうかがえる。
他にも習氏を揶揄(やゆ)する言葉や画像はことごとくNGで、微博上では、中国語で「習近平」と発音が似ている「吸金瓶」などもヒットしない。
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/170727/wor17072716010018-n2.html