こうした団体の支持者はまだ少数にとどまる。しかしポーランド政府が犯罪や疾病を移民と結びつけるなど
国粋主義的傾向を強めているとの批判もあり、そうした傾向が不寛容や外国人に対する憎悪を増長させてきたとの指摘もある。
ワルシャワではこの日、国粋主義団体のデモを非難する集会も開かれたが、参加者ははるかに少なかった。
ポーランドは123年間にわたりロシア帝国などによって支配された歴史を経て、1918年11月に独立した。
しかしここ数年は、極右集団によるデモ行進が独立記念日に影を落としている。
ポーランドのドゥダ大統領はワルシャワ中心部で行われた独立記念式典で無名兵士の墓に献花し、
自由と独立の代償を忘れてはいけないと呼びかけた。
https://www.cnn.co.jp/world/35110293.html