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強い毒を持つ南米原産のヒアリを、鋭い嗅覚で見つけ出す探知犬が来年春にも国内に移入されることが15日、ヒアリ対策に取り組む専門家への取材で分かった。
国内の複数の地方自治体が導入を検討しており、ヒアリ対策を行う台湾企業の探知犬を移送して有用性を検証する計画で、来年2月にも検疫手続きが完了する見通し。
環境省によると、探知犬の移入は初めてとみられる。ヒアリは12都府県で22例確認されている(14日時点)。
専門家によると、探知犬は、においでヒアリを感知して「お座り」で知らせる。巣がなくても、集団でいれば見つけられ、被害が拡大している台湾やオーストラリアで育成されている。
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