2020年東京五輪・パラリンピックの公式マスコットのデザイン案が13日、三つに絞られた。「過去の五輪のマスコットに比べれば、はるかにレベルが高い。かなり自信がある」と大会組織委員会の審査会は太鼓判を押すが、さて選ばれるのは、ゆるキャラ系? それとも、かっこいい系? 最終審査をするのは、全国の小学生たちだ。
マスコットは2042案の応募があり、9月末までに16案に絞られた。そして13日の審査会で、タレントの中川翔子さんら15人の委員が採点し、上位3作品が残った。
過去に類似の作品がないかどうかなどを調べる商標、意匠調査が今後必要なため、3作品ともまだ報道陣にも公開されていない。このため記者会見では、3作品の「ヒント」を求める質問が続いた。「ゆるキャラほどは、ゆるくない。ゆるキャラは線の甘さや、体形のバランスをあえて悪くするというのが特徴だが、そういったものよりはきっちりデザインされている」と夏野剛委員(慶大特別招聘〈しょうへい〉教授)。ファッションデザイナーの生駒芳子・副座長は「日本発信ならでは。カワイイ文化の中のものだけど、かっこいい。スポーツの祭典(のマスコット)なので」。
■「これまでの大会よりもレベルが高い」
最終3案いずれについても、2人は「これまでの大会のマスコットよりも、はるかにレベルが高い」と胸を張った。実際、過去のマスコットたちは、必ずしも地元住民の支持を得てきたわけではない。
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ソース
http://www.asahi.com/articles/ASKBF5Q04KBFUTQP01P.html