漫喫「マンボ-」に残業代支払い命令 残業月123時間
http://www.asahi.com/articles/ASKBC63T7KBCUTIL05V.html
週6日勤務で1日12時間働いたのに十分な残業代が支払われなかったとして、ネットカフェ大手「マンボー」(東京)の元従業員男性(31)が同社に未払い分など約2500万円を求めた訴訟の判決で、東京地裁(船所寛生裁判官)は11日、制裁金も含め約1200万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は2009~16年、同社の漫画喫茶や本社で午前10時~午後10時のシフトで週6日働いたが、残業代は固定制で、給与明細では約半額が基本給、残りの約半額が「固定残業代」とされた。
判決は、「入社面接時に給与のどの部分が固定の残業代か説明をせず、(原告と)残業代に関する合意がない」と認定。14年2月~16年2月の期間で法定時間を上回る労働が毎月82~123時間に上ったと認め、この時間を積算した未払い残業代の支払いを命じた。
ニッカンの記事
https://www.nikkansports.com/general/news/201710110000619.html
首都圏を中心にインターネットカフェや漫画喫茶を展開するマンボー(東京)の元従業員の男性(30)が、時間外労働に対する割増賃金の支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は11日、同社に約1500万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は2009年にマンボーと労働契約を結んだ。昨年2月に退職するまで、埼玉県川越市の店舗や都内の本社で勤務し、1回12時間のシフトで接客や電話対応などに従事した。