2001年の同時多発テロ事件を受けて、アメリカがアフガニスタンで軍事作戦を始めてから7日で16年になります。
現地では、反政府武装勢力タリバンの攻勢が強まる中、治安の悪化に歯止めがかかっていません。
アメリカは同時多発テロ事件のあと、事件の首謀者オサマ・ビンラディン容疑者ら国際テロ組織「アルカイダ」のメンバーをかくまっていたとして、16年前の7日、当時のタリバン政権に対する軍事作戦を開始し、政権は崩壊しました。
戦闘任務にあたってきたアメリカ軍を中心とする国際部隊は、3年前、大部分が撤退しましたが、その隙を突くようにタリバンが攻勢を強めているほか、
過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織も台頭していて、多くの民間人が戦闘の巻き添えになっています。
国連によりますと、去年1年間に、テロや戦闘に巻き込まれて死亡した人は3498人、けがをした人は7920人で、合わせて1万1418人と過去最悪となっています。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171007/k10011170841000.html