南あわじでワカメの種付け作業
ワカメの養殖が盛んな兵庫県南あわじ市で、ワカメの「種」をひもにつけて海に出せるサイズになるまで水槽で成長を促す、種付けの作業が行われました。
全国有数のワカメの生産地、南あわじ市の丸山漁港では、養殖に使うワカメを自力で種から育て、品質を高めようという取り組みを進めています。
作業場に養殖業者およそ10人が集まり、ワカメの「種」を作ったうえで、大きな水槽に沈ませたひもに次々とふりかけていきました。
この「種」は、4週間ほどすると、直径およそ4ミリの芽に育つ見通しで、その段階で沖合に出してさらに大きく成長させ、来年3月ごろの収穫をめざすということです。
南あわじ漁協の亀井一明さんは、「種から育てるのはたいへん手間がかかるが、ワカメの養殖により丁寧に取り組むようになった。肉付きよく、おいしいワカメに育ってほしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171004/4487941.html