スポーツ庁の鈴木大地長官は2日、働き盛りの20~40代の運動不足解消を目的に、スニーカーを履いて通勤することを呼び掛けるプロジェクトを始めると発表した。
企業や自治体とも連携し、来年3月から1日8000歩のウオーキングを推奨する取り組みを実施。
クールビズのように国民運動として定着させたい考えだ。
同庁は、週1回以上スポーツする成人の割合を2016年度の42.5%から21年度に65%程度に引き上げる目標を掲げている。
特に実施率が3割程度にとどまる20~40代が、仕事が忙しくても気軽に始めやすいウオーキングに着目。医療費の削減にもつなげるという。
鈴木長官は、白いスニーカーを履き同日の定例記者会見に登場。
「スポーツというのは激しい運動だけではない。手軽で身近なところから始めてほしい」と訴えた。 (2017/10/02-18:24)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100200952