ニューヨーク(CNNMoney) 米ラスベガスで1日に起きた米史上最悪の銃乱射事件を受け、2日の株式市場で銃関連の銘柄が軒並み上昇した。
米銃器メーカー、スターム・ルガーの株価は4%高、アメリカン・アウトドア・ブランズ(AOB、旧スミス&ウェッソン)は3%を超す上昇。「ウィンチェスター」ブランドの銃弾を展開するオーリンは6%上げて史上最高値を記録した。
米国では大勢の死傷者を出す銃乱射事件が後を絶たない。オバマ前政権下では、そうした事件が起きるたび、投資家が銃規制法の強化を見越して動いていた。
結局、銃規制強化は実現しなかったが、規制が強化された場合に備えて愛好家が購入量を増やし、オバマ政権の2期の間に銃の売り上げは増大した。
しかし全米ライフル協会が支持するトランプ大統領が就任すると、スターム・ルガーやAOBの株価は急落していた。
数字で見る「米国における銃乱射事件の実態」
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https://www.cnn.co.jp/business/35108189.html