韓国政府はこれまで、この問題に関する公式の謝罪や賠償は一切行なってこなかった。
それどころか、これに触れること自体、韓国ではタブーとされてきた。
それが今、支援団体の設立によって国際社会に晒されようとしているのだ。
ロンドン市内で開かれた同団体の設立イベントにはジャック・ストロー元外相も出席した。
公式サイトには、設立趣旨としてこう書かれている。
〈混血の子供たちはライダイハンとして知られ、今日でも日陰の生活を送っている。
われわれは、このような形で食い物にされたすべてのベトナム人女性のため、ライダイハンの子供たちのため、
そして、彼らが当然受けるべき存在の認知と尊重のために戦う〉