欧州連合(EU)加盟国の食品安全の専門家による常設委員会は25日、日本産食品の輸入規制緩和を承認した。
福島県産米に義務付けていた証明書提出が不要になり、産地の負担軽減が期待される。
欧州議会は今月、行政機関である欧州委員会に対し、日本産食品の規制緩和案に反対する決議を採択していたが、
専門家委員会は、科学的根拠に基づき、規制緩和を承認した。欧州委員会は早ければ来月にも最終決定する。
欧州委員会の規制緩和案は、東京電力福島第1原子力発電所事故を受け、福島県産米に義務付けていた
放射性物質検査証明書の提出を不要とする内容。
福島県以外の産地の米に義務付けている産地証明書も不要になる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170927-00010000-agrinews-pol