政府は25日発表した9月の月例経済報告で、国内景気の基調判断を「緩やかな回復基調が続いている」として、据え置いた。茂木敏充経済財政担当相は記者会見で、景気回復期の長さについて「9月まで58カ月と、(57カ月だった)戦後2位の『いざなぎ』を超えた可能性が高い」との認識を示した。
個別項目では、好調な新車販売などを背景に、個人消費の判断を「緩やかに持ち直している」で維持。公共投資は「堅調に推移している」、雇用情勢は「改善している」との表現をそれぞれ変えなかった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092500653&g=eco