競馬の情報料の名目で、1億円以上をだまし取っていたとみられる男が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、東京・品川区に住む職業不詳、池口貴志容疑者(38)です。
池口容疑者は去年10月、すでに逮捕・起訴されている男らと共謀し、渋谷区のビルの一室で長崎県の60代の男性に対し、「馬券が当たりました」などとうその電話をかけ、「受け取るには情報料を送金してください」と言って現金およそ20万円をだまし取った疑いが持たれています。警視庁によりますと、池口容疑者は詐欺グループのうその電話をかけるいわゆる「かけ子」のリーダーということで、犯行に使うアジトなどを手配していたということです。
警視庁は池口容疑者のグループが全国で少なくとも100件、あわせて1億円以上をだまし取っていたとみて、裏付けを進めています。(21日17:47)
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12198-106031/