埼玉、群馬両県の総菜販売店で購入した総菜を食べた人らが腸管出血性大腸菌O(オー)157に感染している問題で、同じ遺伝子型の菌が検出された11都県の感染者は、少なくとも87人に上ることが朝日新聞の集計でわかった。7月末から千葉、神奈川などで、8月には関西などでも確認されていた。
遺伝子型は、「VT2」と呼ばれる毒素を出すタイプの一種。菌は増殖をある程度繰り返しても、遺伝子の型は変わらない。11都県の感染者から出た菌の大元は同じと推定される。
http://www.asahi.com/articles/ASK9H53XRK9HULBJ008.html