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2016年度に医療機関に支払われた医療費の速報値となる「概算医療費」は前年度より2千億円少ない41兆3千億円で、02年度以来14年ぶりに減少に転じた。
国民1人当たりの医療費も2千円減って、32万5千円になった。前年度に利用が急増した高額治療薬の価格引き下げなどが要因だ。ただ、75歳以上の医療費は伸び続けており、減少は一時的とみられる。
厚生労働省が15日に公表した。概算医療費は医療保険給付と公費、患者の自己負担分の合計。
労災や全額自己負担の治療費は含まず、約1年後に確定値として公表する「国民医療費」の約98%に相当する。
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