経団連の榊原定征会長は11日の記者会見で、月末の金曜日に早めの退社を促して消費喚起につなげる「プレミアムフライデー(プレ金)」の見直しを検討する考えを示した。「企業にとって月末は忙しい時期だ。『月初めにしてほしい』という声は強く、見直すとすればそのあたりになる」と述べた。
プレ金は政府と経済界が音頭を取って、今年2月から実施。人手不足の企業などを中心に早帰りが進んでいないのが実情だ。榊原氏は「実施から半年がたったので総括してみたい」と述べるとともに「東京や一部の都市では(取り組みが)続いているが、地方では浸透していない所もある」とし、定着が不十分だとの認識を示した。
政府、経済界は多くの企業が毎月25日を給料日にしているため、その後の方が消費の拡大につながるとみて、月末金曜日をプレ金に設定した。
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https://www.nikkansports.com/general/news/1886394.html