2001年に起こったアメリカ同時多発テロから11日で16年になります。遺骨の身元確認作業は今も続けられていて、先月も新たに犠牲者が特定されました。
同時多発テロではニューヨークの世界貿易センタービルに2機の旅客機が突っ込むなど、約3000人が犠牲になりました。
ニューヨーク検視局、マーク・デザイア氏:「今年に入って145の遺骨の身元を特定しました。我々の熱意は今も2001年と変わっていません」
市の検視局によりますと、今年から導入された新たな技術によって遺骨からより多くのDNA情報を得られるようになり、先月、2年ぶりに1人の男性の身元が特定されました。ニューヨークでの犠牲者約2800人のうち1000人以上の身元がいまだ確認されていませんが、当局は新たな技術を活用し、今後も鑑定作業を続けるとしています。
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