安倍総理大臣は、今週、インドを訪問してモディ首相との首脳会談に臨み、北朝鮮が核実験を強行したことを受けて、核やミサイルの開発断念に向け国際社会が結束して圧力を強化する必要があるという考えを伝え、協力を求めることにしています。
日本とインドの間では平成17年から首脳の相互訪問が続けられていて、安倍総理大臣はおととしに続き、今週、インド西部の工業都市アーメダバードを訪れ、モディ首相との10回目の首脳会談に臨むことにしています。
会談で安倍総理大臣は、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮が今月3日に6回目の核実験を強行したことを受けて、核やミサイルの開発断念に向け国際社会が結束して圧力を強化する必要があるという考えを伝え、協力を求めることにしています。
また海洋進出の動きを強める中国を念頭に、日本の外交戦略である「自由で開かれたインド太平洋戦略」に基づき、この地域の航行の自由や法の支配の重要性を共有し、安全保障面の協力を継続していくことを確認したい考えです。
さらに両首脳は、インド西部の高速鉄道計画で日本の新幹線技術の導入が決まっていることを踏まえ、インドでのインフラ整備などで引き続き緊密に協力していくことでも一致する見通しです。
ソース
安倍首相 インド訪問 北朝鮮への圧力強化を要請 | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170910/k10011133631000.html