http://www.afpbb.com/articles/-/3141232
【9月1日 AFP】北アフリカ・チュニジアの北東部沖で、古代ローマ帝国時代の広大な都市遺跡が発見された。
この発見は、同国にあった古代都市ネアポリス(Neapolis)の一部が4世紀に津波で水没したとする説の
裏付けになるとみられている。
チュニジア・ナブール(Nabeul)の沿岸沖でこの都市遺跡を発見したのは、同国とイタリアの合同考古学調査チーム。
チームを率いるムニエ・ファンタール(Mounir Fantar)氏は「重大な発見」とコメントしている。
ファンタール氏によると、海底調査の結果、古代の建物群やモニュメントの他、古代ローマで好んで用いられた
魚ベースの発酵調味料「ガルム」の製造に使われた容器約100個を発見したという。