http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170902000715_comm.jpg
ハリケーン「ハービー」が襲った米南部テキサス州の被災地で、猛毒を持つ「ヒアリ」が新たな脅威になっている。
ヒアリは洪水に見舞われても、群れて「いかだ」を作り、何週間も生き延びる性質がある。刺されると激しい痛みに襲われるため、専門家は注意を呼びかけている。
1日、記者がヒューストン近郊の被災地を訪れると、冠水した住宅街の水の上に浮かぶ茶色い塊をいくつも見つけた。
よく見ると細かく動いている。ヒアリの群れだ。南米原産で米国でも外来種だが、南部を中心に生息する。
テキサスA&M大学によると、浮かんでいるヒアリに触れると、陸地と勘違いしてよじ登ってくる性質がある。
公共ラジオ「NPR」は「とにかく避けるべきだ」という専門家の意見を紹介した。
ヒアリは日本でも5月に初めて発見され、各地で報告が相次いでいる。(ヒューストン=香取啓介)
ソース元に動画
http://www.asahi.com/articles/ASK922J2DK92UHBI007.html