東京電力福島第1原発事故で、事故後の工事を行っている清水建設などの共同企業体(JV)が、作業員の人数を水増しし、約4000万円を架空請求した疑いがあるとして、同社は1日までに弁護士など外部の専門家を交えた内部調査を始めた。同社によると、社員が関与した可能性があるという。
問題となったのは、1号機の原子炉建屋を覆うカバーの取り外し工事。清水建設などでつくるJVが東電から請け負っていた。
関係者によると、清水建設の社員が2014年1月~16年11月、工事に関わった作業員について延べ1500人分水増しした報告書を作成。東電に対し、作業員代約4000万円を架空請求した疑いがあるという。
清水建設の話 事実関係を調査中。確認できた事実に基づき、適切に対応する。
東京電力の話 現状では把握していないが、清水建設から話を聞きたい。
ソース
原発工事費水増しか=4000万円架空請求疑い―清水建設(時事通信) - goo ニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-170901X455.html