超党派のスポーツ議員連盟(会長・麻生太郎副総理兼財務相)など3議連は31日、衆院議員会館で合同総会を開き、東京五輪の開会式が開かれる2020年7月24日を祝日とするため、来年の通常国会に議員立法で祝日法改正案を提出する方針を確認した。検討チームを立ち上げ、改正案の具体化を急ぐ。
開会式当日は、各国要人の移動で大規模な交通規制や厳重な警備が予想され、混乱を避けるには祝日化が望ましいと判断した。開会を祝う雰囲気を高める狙いもある。
ただ、現在年間16日の祝日を増やすことには慎重意見が多く、7月24日を祝日とするのは20年限りの措置となる方向だ。法改正に向け、7月の「海の日」を振り替える案や、10月の「体育の日」を前倒しする案が出ている。(2017/08/31-18:09)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017083100971