厚生労働省は来年度、健康診断を受ける際に無料でエイズウイルス(HIV)検査を受けられるモデル事業を始める。
症状が出て初めて感染がわかるケースが30~50代の現役世代に多いため、検査を受けやすくして早期に発見、治療をして発症防止につなげる。
厚労省は来年度、都市部の数カ所の健診センターに自治体を通じてHIV検査を委託する。これらのセンターを健康診断のために訪れた人が希望すれば、健康診断のメニューに関係なく、無料でHIV検査を受けられる。厚労省は来年度予算の概算要求に約2840万円を計上。検査費用は自治体を通じてセンターに払う。試験的に数カ所で始め、実施施設を増やしたい考えだ。
HIV検査、健康診断時に無料で 厚労省がモデル事業
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170830-00000057-asahi-soci