AFP通信によると、インド東部の西ベンガル州で27日、牛を運んでいたイスラム教徒2人がヒンズー教徒に集団暴行され、死亡した。
インドでは、牛を神聖視するヒンズー教徒が、牛肉の流通に関わる少数派イスラム教徒を殺害する事件が相次いでいる。
警察当局者によると、事件はバングラデシュとの国境付近の村で発生。住民が牛を運んでいたトラックを停車させ、男性2人を引きずり出して暴行し、死亡させた。
インドではヒンズー至上主義を掲げる与党インド人民党(BJP)が2014年に政権を取って以降、同様の殺人事件が続発。計20人以上が死亡している。
ソース
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017082800142&g=int