「他国に守られていて、独立国だと自慢できない」「私は産経新聞に近い」最終回も鳩山由紀夫氏がとまらない
《鳩山氏はこう語るが、22年5月に米軍普天間飛行場の県外移設の断念を決めたのは首相だった鳩山氏自身で、
民主党政権だった後任の菅直人、野田佳彦両政権も辺野古を前提に移設を進めた》
--民進党は、共産、自由、社民各党と「安倍政権下での憲法改悪反対」を打ち出しているが、鳩山氏はどうみているか
「私は(自衛軍保持などを明記した)『新憲法試案』を17年に出しました。それこそ師事した(政治評論家の)故細川隆一郎先生から、
とにかく『憲法改正をやりなさい』と盛んに言われましたから。そういう部分では産経新聞に近いところもあるんですよ(笑)」
「政治家一人一人は自分なりの憲法というものを持つべきです。それがなくて、憲法改正の議論には反対だという話は、
非常に受け身的ですね。あるいはまったく憲法は変える必要がないという見方もあっていい。
私自身、憲法はかなり変えなきゃいけない部分があると思っているから、
憲法改正の議論というのは積極的にやるべきですよ。憲法改正で、特に一番やりたいのは地域主権ですね。
国の権限ではなく、地域の権限を強化する方向への憲法改正をやりたい」
「自衛軍の話も、安全保障において自衛隊は日本の安全を守るために必要だ。
また、災害対策で命を捨てるぐらいの活躍は大変感謝すべきだ。
その自衛隊が憲法にうたわれていないというのはやはり問題です。
自衛隊を何らかの形で憲法にうたってさしあげることは必要だと思う。
そこは安倍さんと似ているところがあるのかもしれない…」
http://www.sankei.com/premium/news/170827/prm1708270016-n7.html