神奈川県にある宮ヶ瀬ダム(宮ヶ瀬湖)では、雨不足の影響で貯水率が一時、過去最低を記録した。その干上がった湖底からは、普段は水没して目にすることができない町の一部が出現し、注目を集めている。
宮ヶ瀬湖は、1974年に建設を開始し、2000年に完成した宮ヶ瀬ダムの建設によってできたダム湖。その貯水率は7月末には55%と管理開始以来、最低を記録した。このため、水に覆われていた山肌は露わになり、湖底も一部露出。湖底からは、かつてのように架かる橋や道路、ひび割れた地面にポツリと佇む標識などが出現。灰色の土を被っているものの、ダム建設によって移転した町の名残を見ることができる。
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