グアムへの修学旅行中止 北朝鮮情勢受け
8月24日 15時25分
北朝鮮がグアム島周辺に向けたミサイルの発射計画を検討しているとする中、大分市の県立高校が、ことし１０月に予定していたグアムへの修学旅行を取りやめ、行き先を変更することがわかりました。
グアム島への修学旅行を取りやめたのは、大分市にある県立大分豊府高校です。高校によりますと、ことし１０月下旬に２年生２８０人が４泊５日でグアム島への修学旅行を計画していましたが、北朝鮮がグアム島周辺に向けたミサイルの発射計画を検討していると発表したのを受けて検討した結果、グアムへの旅行を取りやめることを決め、これまでに生徒や保護者に説明したということです。高校では今後、行き先を変更して、修学旅行を実施することにしています。
大分豊府高校の曽根崎靖校長は、「国際情勢を鑑みて、修学旅行の目的地としてふさわしくないと判断した。今後、生徒たちの安心安全を第一に考え、変更先を考えたい」と話しています。
茨城の高校も中止 保護者の約９割が「不安」
茨城県の県立高校１校も、ことし１０月に計画していたグアム島への修学旅行を中止し、行き先の変更を決めていたことがわかりました。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170824/k10011109681000.html