米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍の貨物船が6月に日本沖合で衝突した事故で、米当局が初期調査の結果として、フィッツジェラルド乗組員による複数の誤りと衝突直前の対応の失敗が原因になったとの見方を示していることが22日までに分かった。米国防当局者2人が明かした。
当局者の一人は「乗組員は事故直前まで何もしなかった」「多くの物事が悪い方向に進んだ」と言及。もう一人の当局者は、事故は「われわれ海軍の責任ということになるだろう」と述べた。
いずれの当局者も初期調査の結果として、フィッツジェラルドの乗組員が貨物船の接近を認識しておらず、衝突回避に必要な行動を取るのを怠っていたことが判明したとしている。乗組員が艦長を艦橋に呼び寄せたかどうかも定かではない。
つづき
https://www.cnn.co.jp/usa/35104614.html