【アベノ不況】街角景気調査 消費税引き上げと台風で大幅悪化
2019年11月11日
働く人たちに景気の実感を聞く先月の景気ウォッチャー調査は、景気の現状を示す指数が大幅に悪化し、8年5か月ぶりの低い水準となりました。
消費税率引き上げ後の売り上げの減少や台風19号など災害の影響を懸念する声が相次いだためです。
内閣府によりますと、小売店の従業員やタクシーの運転手など2000人余りに景気の実感を聞いたところ、先月の景気の現状を示す指数は36.7でした。
これは、前の月を10ポイント下回って3か月ぶりに悪化し、2011年5月以来、8年5か月ぶりの低い水準となりました。
調査では家電量販店やデパートから「駆け込み需要の反動で来店客や販売が落ち込んだ」という声や、レストランから「増税で客の節約志向が強まっている」といった声が寄せられました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191111/k10012172871000.html