【アベノ不況】1月の街角景気、2カ月連続悪化=家計関連が低迷
2019年02月08日16時57分
内閣府が8日発表した1月の景気ウオッチャー調査によると、3カ月前と比べた街角の景況感を示す現状判断指数(季節調整値)は前月比1.2ポイント低下の45.6だった。
家計関連が低迷し、2カ月連続で悪化した。基調判断は「緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる」に据え置いた。
家計関連では「化粧品などの訪日客への販売が苦戦している」(近畿の百貨店)との声があった。
企業関連では「値上げ交渉が成功する例が増えている」(四国の輸送業)と前向きな指摘があった一方、「中国向けの電子材料薬品の需要が低迷している」(東海の化学工業)と懸念も聞かれた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019020801012