景況感、3期連続で悪化
9月日銀短観、大企業製造業
日銀短観の大企業業種別業況判断
日銀が1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が前回の6月調査から2ポイント下落のプラス19となり、3四半期連続で悪化した。3期続けての悪化は、2007年12月~09年3月に6期連続で悪化して以来。今夏に相次いだ自然災害による経済への悪影響が企業心理を圧迫した。
米国の保護主義的な通商政策による貿易摩擦への懸念も強まっており、世界経済の成長を背景に拡大を続けてきた国内景気に黄信号がともった。3カ月後を示す先行きは横ばいのプラス19を見込んだ。
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