【悲報】安倍“錯乱”首相が繰り返す「裁量労働に8割が満足」のウソ
(略)
しかも、安倍首相が根拠にしている調査結果は真に受けてはならない代物だ。
出典は、2013年に独立行政法人「労働政策研究・研修機構」が、裁量労働制の適用者を対象にしたアンケート調査。
専門業務型で31.6%が「満足」、36.6%が「やや満足」と回答し、企画業務型で、36.4%が「満足」、41.5%が「やや満足」と答えている。
それぞれ7割弱と8割弱が満足しているように見えるが――。
「ただし、アンケートの回収率は18.5%に過ぎません。
そもそも長時間労働がはびこっている企業は、ひどい実態を回答したがらない。
あまり問題のない事業所だけが返答してきているはずです。
また、どの労働者に聞くかは、事業主任せ。そうなると、裁量労働制下での働き方に満足していそうな人を選ぶ余地が生じます。
そういう満足度が高めに出るアンケートでも、適用者が『労働時間が長くなる』『業務量が過大になる』と裁量労働制の問題点を指摘していることに注目すべきです」(上西充子氏)
つまり、ごくわずかの「超優良会社の超優等生」を抜き出して「8割が満足」と言っている調査に過ぎないのだ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224208