学校法人「加計学園」(岡山市)傘下の千葉科学大(千葉県銚子市)で、無報酬の「名誉客員教授」を務める萩生田光一官房副長官が、大臣規範で義務付けられている兼職届を今年6月まで提出していなかったことが8日、萩生田事務所への取材で分かった。官房副長官には2015年10月に就任しており、約1年8カ月にわたり怠っていたことになる。
大臣規範では、大臣や副大臣が学校法人などで無報酬の名誉職に就くことを認めているが、兼職届の提出を義務付けている。事務所などによると、萩生田氏は衆院選で落選した後の10年4月に千葉科学大の客員教授となり、報酬を受け取っていた。12年12月の衆院選で当選してからは、無報酬の名誉客員教授の肩書になったという。
つづく
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/07/09/kiji/20170708s00042000505000c.html