公務員に夏のボーナス支給 5年連続の増加
全国のほとんどの公務員に30日、夏のボーナスが支給され、国家公務員の平均支給額はおよそ64万2000円で、去年に比べておよそ1万2000円増え、5年連続の増加となりました。
内閣人事局によりますと、国家公務員のことしの夏のボーナスは、管理職を除く職員の平均支給額でおよそ64万2100円で、去年に比べておよそ1万2000円、率にして1.9%増えました。
これは、民間企業との格差を解消するため、ボーナスの引き上げを求めた、去年の人事院勧告に基づくもので、5年連続の増加となりました。
東日本大震災の復興財源を捻出するためボーナスなどが削減された、5年前と比べると、およそ13万円増えています。
また、特別職などにもボーナスが支給され、最高裁判所長官がおよそ529万円と最も多く、次いで、衆議院議長と参議院議長がおよそ488万円となっています。
一方、総理大臣は、行財政改革の一環として、一部を返納するためおよそ371万円、ほかの閣僚は、およそ309万円となっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170630/k10011035511000.html