「海上のF1レース」とも称され、各国のチームが技術力を結集して臨む世界最高峰のヨットレース、第35回アメリカズカップ(ア杯)は26日、驚きの結末を迎えた。
これまでの常識を覆し、「手動」で回すのではなく「足こぎ」方式のヨットを導入したニュージーランド(NZ)チームが、下馬評を覆して圧倒的な速さで優勝したのだ。
米ニューヨークから飛行機で約2時間。
米東部沖に浮かぶ英領バミューダ諸島近海で行われたレースで、NZの挑戦艇エミレーツは、4年前の前回大会を制した米国の防衛艇オラクルを通算8勝1敗で破った。
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