自分が家にいない間に不審者が侵入していないか、あるいは留守番中のお年寄りや子ども、ペットは問題なく過ごしているかなど、セキュリティ目的でネットワークカメラを設置している人は少なくありません。しかし、ネットワークカメラに侵入して映像をのぞき見ることができるソフトウェアがわずか3000円で販売されていて、カメラのIPアドレスリストも流通していることがわかっています。
中国・央视网の記者によると、販売されていたのは隠されているカメラのIPアドレスをスキャンするソフトウェアと再生用ソフトウェア、詳細な取扱説明書のセットで、価格は188元(約3100円)。央视网の記者が接触した販売者の場合、1日の稼ぎは500元(約8100円)ほど。
別途、IPアドレスとID・パスワードのセットも提供されており、央视网の記者が試しに再生用ソフトウェアに入力して使ってみると、どこかの家庭に設置されているネットワークカメラの映像を見ることができたとのこと。
中国で人気のチャットソフト「QQ」には、興味深いカメラのIPアドレスを交換する2000人規模のグループも存在。新たなIPアドレスが200~400件含まれているクラックファイルが毎日公開され、そのたびに数百件のダウンロードがあるそうです。
続きソース
http://gigazine.net/news/20170621-network-camera-crack/