愛知県豊橋市と田原市を結ぶ豊橋鉄道渥美線(新豊橋―三河田原、18キロ)で、5日朝、踏切二十数カ所の非常ボタンが押されていることに始発列車の運転士が気づいた。
始発列車は安全確認のため各踏切で停車し、到着が23分遅れた。
豊橋鉄道によると、踏切内に立ち往生した場合などに非常ボタンを押すと、通常は点滅している踏切手前の信号が点灯状態になり、運転士に異常を知らせる。
午前5時15分に三河田原駅を出発した新豊橋行き始発列車の運転士は、通過する21カ所の踏切手前の信号が点灯状態だったため、その都度停車。安全を確認して、運転を再開していた。
この影響で列車23本が遅れ、乗客5500人に影響が出たという。
始発通過前にも別の3カ所の踏切で非常ボタンが押されており、4日の運行終了後、始発列車が通るまでに24カ所で押されたという。
ソース
http://www.asahi.com/articles/ASK6532WMK65OBJB001.html