オールマン・ブラザーズ・バンドの創設メンバー、グレッグ・オールマンが土曜日(5月27日)亡くなった。米ジョージア州サバナにある自宅で安らかに息を引き取ったという。69歳だった。
オールマンはこの数年、体調が優れず、2016年夏には「深刻な健康の問題」によりツアーを中止。その数ヶ月後、自身が開催するフェスティバルに出演し、ファンを安心させたが、年末から年始にかけて行なうはずだったツアーは再びキャンセル。今年4月にも、この夏予定していたツアーを中止していた。
オールマンの長年のマネージャーで親しい友人のMichael Lehmanは、「僕は素晴らしい友人を失い、世界は音楽の偉大なパイオニアを失った。彼は優しく思いやりのあるソウルと最高のユーモアのセンスを持っていた。家族やバンド・メイトに対する彼の愛は情熱的で、素晴らしいファンへの愛も同様だった」と、コメントしている。
兄デュアンとバンド活動を始めたグレッグ・オールマンは、60年代後半にオールマン・ブラザーズ・バンドとしてデビュー。1973年に発表した『Brothers And Sisters』は全米1位に輝いた。バンドは1995年にロックの殿堂入りし、2012年にはグラミー特別功労賞生涯業績賞を受賞した。
現在のところ、病名は明かされていない。間もなく、家族から声明が発表されるという。
合掌。
ソース
グレッグ・オールマン、死去 | Gregg Allman | BARKS音楽ニュース
https://www.barks.jp/news/?id=1000142531