退位特例法案、今国会で成立の見通し 19日に閣議決定
2017年5月11日00時12分
菅義偉官房長官は10日、衆参両院の正副議長と各党・会派代表者に対し、天皇陛下の退位を実現する特例法案を19日に閣議決定したいと伝えた。衆参の内閣委員会で審議され、今国会で成立する見通しだ。
菅氏は正副議長と各党・会派代表者が集まった全体会議に出席し、法案の要綱を示した。多くの党・会派が、正副議長による3月の「議論のとりまとめ」に沿った内容だと評価した。一方で、自由党は「法案は一代限り(の退位となっている)。陛下は望んでいないはずで、問題だ」と強い懸念を表明した。
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