[販売戦略]UPQがスマホで焼損事故、4Kディスプレイの誤記に続き弱点が露呈
BCN 5/9(火) 18:25配信
やはり1人ですべてを手がけるのには無理があったのか――。
スタートアップのリーダー的存在のUPQ(アップ・キュー)が窮地に追い込まれている。
同社は5月9日、2015年12月に発売したSIMフリースマートフォン「UPQ Phone A01X」のバッテリーが過熱して焼損し、
重大製品事故2件、非重大製品事故2件があったと発表した。
「UPQ Phone A01X」の充電中にバッテリーが過熱、焼損した事故については、
ユーザーから直接UPQに16年に2件、17年に2件の連絡があった。
16年9月29日に1件目のユーザーから連絡を受けて、UPQは消費者庁と経済産業省の指導のもとNite(製品評価技術基盤機構)を通して
解析を依頼した結果、充電時のバッテリーが焼損元であることが確認できた。
消費者庁によると、製品そのものに原因があるかどうかは現在究明中だという。
その後も新たに重大製品事故、非重大製品事故を含む3件の事故が発生。
重大製品事故の1件は、製品を充電中に製品とその周辺が焼損した火災だ。
17年3月28日に発生し、同年5月9日に消費者庁が発表した。
UPQ側は、以前の4件と同様にバッテリーが原因である可能性が高いとするが、こちらも原因は究明中である。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00000018-bcn-prod