5日午前9時50分ごろ、豊後大野市犬飼町下津尾の大野川で、釣りをしていた大分市内の男子児童(10)=小学4年=が川に流された。川岸にいた近くの医師宇野克彦さん(76)が飛び込み救助。豊後大野署などによると、男児は大分市内の病院に運ばれたが命に別条はない。
関係者によると、男児は近くに住む祖父と、川岸で開かれていた住民の懇親会に参加していた。1人で釣りをしていた際に誤って川に転落。約100メートル流されたとみられる。
宇野さんは「流されているのに気付いて必死で泳いだ。おぼれないように顔を持ち上げていた。助かって良かった」と話した。
対岸では、恒例のどんこ釣り大会が開かれており、会場は一時騒然とした。
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