世界最高峰エベレスト(八、八四八メートル)を登山中だった著名なスイス人登山家ウーリー・ステック氏(40)が滑落し、四月三十日に死亡した。ネパール当局者が明らかにした。標高約六千四百メートルの「キャンプ2」付近で滑落したとみられ、遺体は標高約六千メートルの「キャンプ1」近くで発見されたという。
関係者はステック氏の遺体を収容したと述べた。遺体はネパールの首都カトマンズに運ばれるという。
ステック氏は二〇一二年にエベレストの無酸素登頂に成功。アルプスの険しい山々を常人離れした速さで登頂することから「スイス・マシン」とも呼ばれていた。
ソース
東京新聞:「スイス・マシン」死去 ウーリー・ステック氏、エベレストで滑落:おくやみ(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/obituaries/CK2017050202000256.html