空中に浮かぶビル、米で構想 地震や津波からも解放
アトランタ(CNN) 地上に縛りつけられた生活から抜け出し、空中に浮かぶビルで自由に暮らせたら――。そんな願いをかなえる未来型の建物の構想が発表され注目を集めている。
米ニューヨークの建築事務所「クラウズ・アーキテクチャー・オフィス(CAO)」が発表した「アナレンマ・タワー」はなんと、地球周回軌道に乗せた小惑星からケーブルでビルをつり下げるという構想だ。
ビルは「ホーム」と呼ばれる都市の上空を拠点に、北半球と南半球の間を毎日行き来する。拠点都市としては、米国よりはるかに建設費の安いドバイが提案されている。
設計担当者がCNNに語ったところによると、ビルの建材には軽量で耐久性のある炭素繊維やアルミを使うことを想定している。吊り下げ用の強力なケーブルを作る技術も必要だ。電力は宇宙空間に設置した太陽光パネルで常時供給され、雲や雨から集めた水分を循環させて使う。
ビル最上部の高度は3万2000メートルに達し、最大時速約480キロで空中を移動する。
地上と行き来するために大型の無人機を運航させるほか、最新型の電磁式エレベーターも設置するという。
全文はこちら http://www.cnn.co.jp/fringe/35099308.html
http://www.cnn.co.jp/storage/2017/04/05/7cb5df7b46da0c665a7966d5c554fbd7/amazing-building.jpg